お久しぶりです!
またまた山口創さんの「子供の「脳」は肌にある」から、人を信頼する人になるには?自分の欲求と他人への依存のバランスをうまく取ることができるような人になるには?どうしたら良いか本書で紹介されていた点が面白かったので書いていきたいと思います(; ・`д・´)
こちらの書籍で紹介されていたのは、対人関係は大人になってからも、大きな悩みごとの一つだと思いますが、他人と親しくなることが難しい、他人を信用できないと言った対人関係や恋愛関係の得意、不得意が実は幼少期の母子関係に起因しているということでした!!
私も人間関係では色んな悩みを抱えておりますが💦出来れば自分の子供には安定した人間関係を形成できる子供になって欲しいですよね(; ・`д・´)
そういう方には参考になる話だと思いますので、早速見ていきましょう!
母子関係の3つのタイプ
本書では、子どもが母親に対して、泣いたり笑顔を見せたり、後を追ったりと言う愛着をもめる行動を示した時に、母親がどのように反応するかについて母子関係を3つのタイプに分類しました。
タイプ1:安定型
子供の欲求に即座に反応するタイプ。このタイプの母親に育てられた子供は、母親を安全基地として頼ることが出来るため、不安になることが少なく、そこから探索行動へと発展していくことができる。
タイプ2:アンビバレント型
子供の欲求にはなかなか反応しないタイプ。このタイプの母親に育てられた子供は、不安におびえてよく泣く。少しでも母親が離れると分離不安を示すため、探索にでかけることも少ない。
タイプ3:回避型
子供の欲求に拒否的に反応するタイプ。このタイプの母親に育てられた子供は、拒否される辛さをあらかじめ回避しようと言う防衛反応を起こして母親と距離をとろうとする。
ん~自分はどれに当てはまりますかね(=_=)
おそらく多くの人はタイプ1の安定型かな~と思いますが、統計的にはタイプ1が約6割、タイプ2が約2割、タイプ3が約2割と、想像していた以上にタイプ2・3の家庭も多いらしいです( ゚Д゚)へぇ~
タイプ別の人間関係の得意・不得意
これらの母子関係が成人後の対人関係にどう影響してくるか研究を行ったところ以下のような結果が分かりました!またなんと幼少期の母子関係は、成人後の恋愛関係にも影響を及ぼすと言う研究結果もあるそうで、そちらについてもタイプ別に以下記載致します( ゚Д゚)マジか~
タイプ1:安定型
安定型に分類された人は「他人と親しくなるのはたやすく、他人に頼ったり他人に頼られたりするのが好きだ」と回答する人が多い。また恋愛関係において幸福や安心感、親しさ、信頼などの感情を多く体験できる人が多い。
タイプ2:アンビバレント型
「他人は自分が望むほどには親しくしてくれない」「人に溶け込みたいが逃げられてしまう」と回答する人が多い。また恋愛関係においては他社両価的感情をもつため不安定になりやすく、相手の反応に敏感に左右される。例えば、相手に一目ぼれしたり、のめり込んだり、必要以上に嫉妬したりと感情の起伏が激しいのがこの型の特徴だった。
タイプ3:回避型
他人と親しくするのが嫌い。他人を完全には信頼できないし、他人に頼ることなどは出来ない」と回答する人が多かったとのことでした。また恋愛関係においては、他者への不信感が強いため他社の行為や関心を過小評価し、親密な関係をもつことに不安や恐れを抱きやすい傾向が見られたとのことでした。
このように親子の愛着のタイプが成長してからの対人関係、恋愛関係と密接に関係していることが明らかになったそうですが💦
結論としては子供の気持ちに親が即座に答えていれば子供の中に基本的な信頼感が育まれ、将来にわたって人を信頼し、親密な関係を長く続けていくことにつながるとのこと!
もちろん幼少期の影響が全てではないものの、大いに関係しているとの研究結果があるとのことでした(*’▽’)
場面場面で子供の欲求にすぐに答えられないことも多々あると思いますが💦(私も、子供が泣いても咄嗟に対応できず、もうちょっと待って~と言うことが多々あります(>_<))できる限り子供には親と子の関係を通して人を信頼できるこどもになってもらいたいですよね!
以上、母子関係が成人後の対人関係や恋愛関係に影響しているでした!!
では、また!!
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