2歳になったら子供が言うことを聞かない!しつけのための体罰はいいの?ヤダヤダ期の対処方法とは?

幼児教育

お久しぶりです。Pパパです。

束の間の一時帰国でこの前は家族で別府温泉に行きました。Pパパも初めて行ったので雰囲気ある昔ながらの温泉街をとっても楽しめました

Pちゃん(2歳4か月)も初めての新幹線、初めての温泉でとっても楽しでいましたが、2歳にもなるとドンドン自我が芽生えてきてイヤイヤ期も強力になってきますよね💦笑

外は寒いから上着を着せようとすると「イヤだー!」新幹線で前の席についている簡易テーブルを出しては戻し、出しては戻し、やめてと言っても「イヤだー!」寝る直前にお菓子を食べようとするからもうご飯食べたでしょと注意しても「おかしー!!」と言って、もうただの恐竜でした。笑

まだ2歳なので恐らくこの恐竜は更に更に力を増してくることになるのでしょう。。。

そうなると言葉だけで子供に伝えるには限界を感じることもあるかと思います。既に限界を感じているPパパですが、そんな時親はどうすれば良いのでしょう? 今回は、言葉だけでは限界でどうしても手(体罰)が出てしまった場合の子供への影響や、しつけのための意図的な体罰だったら問題はないのか?体罰を使わず子供をよくしつけるにはどうしたらいいの?等々、見ていきたいと思います!!

参考図書のご紹介「科学的に正しい子育て」

こちらの書籍は本ブログでも何度も取り上げさせていただいておりますが、東大医学部卒業のお医者森田麻里子さんが科学的根拠に基づいたデータを踏まえて子育てに係る様々な悩み・質問に答えてくれている書籍で子育に悩んだ時に大変参考になります。

同じ著書から赤ちゃんの睡眠に関する書籍も出されていてPパパもPちゃんが1歳くらいになった寝かし付けの際には実際に試して本当によく寝てくれるようになったのでめちゃくちゃ感謝しています。その際の体験談ブログもあるので興味があれば見てみてください!

体罰はダメ絶対!?どんな影響が子供にあるの?

どうしても言うことを聞いてくれないと怒鳴ってしまう時もありますよね。

「子供が言うことを聞かないとつい手が出てしまう...」と言う人はそこまで多くはないと思いますが、一方で体罰は「しつけ」の一部と考えている方はもしかしたらある程度いるかもしれません。

しかし、暴力や恐怖で子供をコントロールしても子供は善悪や社会のルールを学ぶことは出来ないと言うことがこれまでの研究でも分かっています。

先程の書籍でご紹介されていた2014年時の調査です。

33の家庭で数日間母親がレコーダーを身に付けて録音された会話が分析された。15の家族で体罰が行われていたが体罰が行われた10分後には子供は同じ行動を繰り返していた。結果として、何度も体罰を加えることが必要となり体罰はどんどんエスカレートしていきやすい状況となった。

上記の研究等から体罰を行っても子供の行動はよく改善される訳ではないと言うことが分かっています。

体罰によって子供はいじめの加害者、及び、被害者となりやすくなる

過去にアメリカで行われた研究から子供が3歳の時に月2回以上の体罰が行われていると

子供が5歳になった時の攻撃性が高まることがわかっているそうです。

またアメリカで行われた別の研究では、親から体罰を受けていた子供はそうでない子供に比べて、人とのかかわりの中で暴力に訴えることを容認する傾向が高く、いじめの加害者や被害者となりやすい傾向になることが分かっています。

体罰を受けていた子供が自分より弱い者に対して暴力的になっていじめの加害者になることはどこかで聞いた気がしますが、悲しいことに日常的に体罰を受けていると暴力に対する慣れみたいなことが起きてしまい、いじめの被害者にもなりやすいということです。

体罰は「脳」を委縮させて性格を変えてしまう

もう本当に疲れた無理、的なことも結構ありますよね

また2009年にアメリカに行われた研究では体罰によって脳の前頭葉と言う部分が委縮してしまうことが分かっています。前頭葉は人間の思考や行動に強くかかわっている部分で体罰は脳を委縮させて子供の性格を変えてしまう可能性があることが分かっています。

更にこの研究では明らかな虐待のケースは調査対象から除かれていて、しつけのための体罰だけに限って調査が行われていました。

上記の研究から、例えしつけのためだとしても体罰は明らかに子供の成長に悪影響を及ぼすことが分かっています。

DVを目にしただけで子供の脳は委縮する

更に体罰だけでなくDVを子供の時代に目撃した経験のある子どもは後頭葉にある視覚野という部分の容積が平均で約6%減少していることが分かっています。これは性的虐待を受けた子供たちと似た変化であるとのことです。

見たくないものを見ないようにするため、脳の形態が変わってしまったと考えることができるようです。

このように直接子供に対しての体罰だけでなく身の回りの人が暴力を受けているというのを目撃しただけでも子供に影響があるため基本的に体罰・暴力はダメ!絶対!ということが言えそうです。

言葉で伝える限界を感じたら、結局、どうすればいいの!?

寝ているとこの子は天使かな?と思いますよね。寝ている時だけ。

とは言え、子供のかんしゃくやイヤイヤ期真っただ中の子供を言葉だけで伝えるには限界を感じてしまいますよね。。。私も今まさに経験中です💦笑

言葉でも伝わらない時、親はどのように子供にいいことと悪いことを教えてあげるのがいいのでしょうか。

アメリカ小児科学会が監修しているウェブサイトでは子供に対するしつけ方法について詳しく解説がされています。(Teaching Good Behavior | Pediatric Patient Education | American Academy of Pediatrics (aap.org)

いくつか書かれていますが、Pパパが改めて重要だな、これは導入してみたい!と思ったのは以下の3点です。

  • 子供が良い行動をしたらちゃんと誉めてあげる
  • 子供の話を最後まで聞いてあげる
  • 言葉での限界を感じたらタイムアウト/タイムインを行う

1つ目は子供はまだ幼いので大人みたいに善悪や何が正しくて何が間違っているのかよく理解できていないことがあります。一方で、親や周りの人の注目を集めたいといつも思っています。

このため、子供が良いことをしても親が誉めず特に注目もしない一方で、悪いことした時のみ強く注意していると子供は悪いことをした時の方が親から注目をしてもらえる!と思ってしまい、親の気を引くために自分でも悪いと思いながらあえて悪いことをしてしまうことがあるかもしれません。

重要なのは子供が良い行動をした時にちゃんと誉めてあげて、善悪を教えてあげると同時にちゃんと注目してあげることだな~と改めて思いました。

2点目は、子供は日々色んな新しいことを学んでいるので、ちゃんと話を聞いてあげて、自分自身で表現させて理解する場面を持つことが大事と言うこと、かと思いました。

まだPちゃんはストーリーを話せませんが、ついつい親が横から口出してしまうことはあるあるだと思いますので、子供の話を最後まで聞いてから答えると言う点は改めて気をつけたいなと思いました。

なんやかんやパートナーとの協力が必要不可欠ですよねってはなし。

最後にタイムアウト/タイムインについてですが、Pパパも初めて知ったので簡単にやり方を共有させていただきます!!

  1. 悪い行動をやめないと、タイムアウトしますよと警告する
  2. それでも悪い行動を繰り返したら、部屋の隅など静かな場所に子供を連れていく
  3. タイマーで時間を測り、年齢×1分間、その場所にいさせる

タイムアウトは罰ではなくクールダウンの時間を取るということです。

他方、子供にとっては罰のように感じられることを心配する声もあるため、その場合にはタイムインと言って、タイムアウトのように子供を部屋の隅などに連れていくのではなく、親がそばに寄りそって子供を落ち着かせると言った方法もあるようです。

2歳~5歳までは先のアメリカ小児科学会のHPにも載っていたので2歳のPちゃんも対象のため、今度、どうしても限界を感じたらPちゃんにも試してみようかと思います。

ママ・パパもタイムアウトをとっていい??

英語合っているか分からないけど、ママ・パパのChill Outも大事ってこと。

最後に、上記でご紹介したタイムアウト/タイムインはママ・パパ自身が冷静になっていることが大切なポイントとなります。このため、先ほどのアメリカ小児科学会のHPにはどうしてもイライラしてしまう時は子どもの安全を確保した上でママ・パパ自身がタイムアウトをするのもおススメされています。

部屋の安全を確保して、トイレや自分の部屋など、落ち着ける場所に移動して、気持ちをリラックスさせるため、音楽を聴く、お茶を飲む、誰かと話す、本を読む、瞑想する等が紹介されていました。

これはもっと小さな赤ちゃんが泣き止まない場合でも同じです。赤ちゃんの世話も大変ですよね💦

Pパパの最も落ち着く方法は何かな~と考えてみましたが、やっぱり音楽を聴くと落ち着きますよね。めちゃジブリ好きって訳ではないんですが、久石譲の音楽を聴くと心が休まります。こんなのがあるみたいです。

後は究極、コップ一杯の水ですかね。美味しい水を飲んでふーと大きく深呼吸すれば落ち着きますよね。というのでこんなのもありました。

最後、謎の宣伝みたいになりましたが💦笑

いずれにせよ、タイムアウト/タイムインにしても周りの理解や協力は必要不可欠だと思うので周りと二人三脚で子育てしていきたいですね。

最後まで読んでいただき有難う御座います!

では!また!!

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