保育園経営【お金のこと】保育園収入&補助金編

その他雑記事

前回に引き続き保育園経営の【お金のこと】編です!

今回は【保育園の収入・売上】に関する点をご紹介致します!

この記事で読んでいただくことで以下のようなメリットが想定されまする!

  • 保育園経営を目指される方は経営に係る収支(その規模感)が分かるようになる
  • お子さんを保育園に預けている親御さんはいつもとは違った視点から保育園を捉えられる
  • 保育園で働かれている方は経営的視点から自分の園を再考できる 等々

それでは早速見ていきましょう!

(その前に)保育園経営にかかる費用@都内編

前回は書籍やインターネットを参考に保育園運営に係る費用を算出したのですが、金額は全国をベースにザクっとした数字だったため、、、東京都内でやる場合と規模感が大きく異なりそうな気がしたので、改めて「都内で保育園を経営した場合」の費用を整理したいと思います

ちなみに前回参考記事は以下の通りです。

年間の保育園の運営管理費用(概算)@都内 

各種インターネットサイトや公的機関HP等を参考にしてみましたが、都内で保育園規模は小規模保育園(0~2歳×上限19人)をする場合、ザクっと以下の費用がかかるのではないか、と想像します。

やはり全国を対象に算出した前回記事と比べると家賃と人件費が大幅に高くなりそうです。

人件費(※1)約2,700万円
家賃(※2) 約1,200万円
食費 約150万円
保育用品や消耗品費 約100万円
水道光熱費 約50万円
保険料 約20万円
広告費 約50万円
合計約4,270万円

※1:各学年の繰上りを考慮して、0歳×6人、1歳×6人、2歳×6人の18人が通う想定とします。この場合、行政からの補助金を受けるには認可保育園とほぼ同等の保育士の配置基準を満たす必要があるので保育士は0歳児3人あたり1人。1~2歳6人あたりに1人となるので最低4人。ただローテーションを考慮して+1人で保育士相当が計5人。更に栄養士を1名つける必要があるので+1で職員自体は計6名想定。給料+雇用主側の社会保険料も考慮して、一人あたり約450万円×6人で年間約2,700万円。

※2:小規模認可保育園の場合を想定して、0歳児および1歳児1人あたり3.3m²、2歳児以上1人あたり1.98m²は最低必要ですが、現実的に広すぎない範囲で広いほうがベターなので、子ども一人当たり3.3m²を確保するとして約20人×3.3m²で約70m²の面積のある保育園を想定(屋外遊技場は近くの公園を想定)。この場合、ネットでザっと調べただけなのでもっと優良な物件があるのかもしれませんが、都内だとやはり約100万円/月はしそうな感じ。×12か月で年間約1,200万円。

ちょっと補足が長くなってしまいましたが、都内で保育園を運営する場合、年間で約4,300万円。単純に月額にすると約360万円程度かかる計算となります。(高すぎ・・・無理じゃん。)

次に初期費用も見ていきましょう!

保育園の開園にあたり必要な費用(運転資金込み)

不動産取得費(保証金込み)約500万円(仮に家賃(約100万円/月)×5か月分として)
内装工事費、設備費約300万円
備品、消耗品等約100万円
広告宣伝費約50万円
合計約950万円

更に運転資金として、保育園の半年分の支出は開園時に用意しておくべきとのことでしたので、年間の運営管理費の4,270万円のざっくり半分で約2,000万円は必要そうです。

この場合、開園前に必要なお金は初期費用+運転資金(予備)として約3,000万円ですね。(やっぱり無理じゃん)

と言うことで、都内で保育園を開く場合、えげつない金額になることが分かりました💦笑

保育園の収入~保護者からの保育料編~

少し脱線してしまいますが、Pパパは自分が保育園を開くなら認可外保育園にしたいと考えております

その理由は子供を預かって欲しいと言う保護者がいれば園の判断預かることが出来るからです

認可保育園では市区町村などの自治体が保護者を点数付けして点数が高い順に保育園に子供を預かってもらえるようになります。この場合、保育に欠けている状態(⇒点数が高い)を補うため保育園に預けるのであって、自分で子供の面倒を見られるのであれば、保育園は利用しないでください、と言う前提です。

一方、認可外保育園では園が決めた範囲内で子供を預けていただくことが出来るので、仮に土曜日にパパとママ2人で久しぶりのデートしたいから~と言うことで、子供を保育園に預けることもできます。(この点を意外に知らない人も多いのではないでしょうか??)

子育ては本当に大変なので、、、ちょっとした親御さんの息抜きにも使えるような柔軟なサービスを提供できる形態したいと考えており開くなら認可外保育園と考えています。

と、前置きが長くなりましたが・・・認可外保育園の収入の1つは(と言うか通常これだけ)保護者から支払っていただく保育料があります。

保育料金の設定は以下の通りとなります。

  • 認可外なので保育園独自に保育料を設定できる
  • 他方、基本的に地域の認可外保育園と似たような価格設定にならざるを得ない
  • このため、園の特色も踏まえ付近の認可外保育園の保育料を参考に保育料を設定する

以下の参考図書にも同様の記載がありました!

仮にPパパが住んでいる新宿区を例にした場合、認可外保育園の料金は0~2歳児一人当たりザックリ7万円前後でした。

この場合、先ほどの保育園規模は小規模保育園(0~2歳×18人)で計算すると、毎月の保育園収入は7万円×18人で約126万円。

他方、費用は毎月約360万円かかってしまうので・・・完全に採算があわなくなってしまいます。

(あれ、やっぱり都内で保育園を開くのは無理・・・!?)

保育園の収入~行政からの補助金編~

はい!ここで出てきました行政からの補助金です!!

認可外保育園は国や都道府県等から”認可”されていないので、補助金をもらうのは出来ないのでは!?と思ったそこのあなたは非常に鋭い!! 

基本的にはそうなんですが、やはり待機児童が多い地域ではその数を減らすために行政も大変力を入れていて、認可外だけれども行政が設定する一定の条件をクリアーしていれば、特別に補助金を出してやろうと言う制度が整えられております。

今回はその中でもPパパが日々お世話になっている新宿区を例に挙げてみます!(新宿区のHP引用)

上記は認可外保育園に通っている園児一人当たりに付き〇〇円の補助金となります。

上記は家賃への補助金です。仮に先ほどの18人程度の小規模保育園ということであれば、18人×8,800円が家賃の補助金として給付されます。

その他にも諸々と補助金を出していただける部分があり、これらは新宿区のHPに公開されています!(Pパパは何度も電話で問い合わせてしまいまいましたが、とても丁寧にご対応いただけました💦笑)

新宿区を参照に認可外保育園を運営に関係する補助金をザクっと整理してみました!

(前提)都内の小規模保育園(0~2歳×上限19人)

基本補助額(子供1人あたり毎月〇〇円の支給※1):約240万円/月 

賃借補助a:約16万円/月

家賃補助b(開設後5年目まで※2):(3年まで)17,500 千円、(5年まで)8,750千円

※1年齢/定員によって補助額が異なります

2こちらは若干計算がややこしいのですが、賃貸物件で保育園を開設する方に向けて、開設後から5年目まで補助金を出してあげるよ!と言うものです。詳細は行政のHPをご参照下さい!

かなり手厚い補助金だなと言う印象ですが、結局これらを整理してみると保育園の収支費用vs収入はどうなるのでしょう!?

補助金前提で認可外保育園@都内の収支を計算してみた!

ザックリではありますが、以下の通り、収支を計算してみました!

収入は主に利用者からいただく保育料と行政からの補助金となり、費用ははじめに記載した都内で保育園を運営するためにかかる約360万円/月と言う想定です。

(前提)都内の小規模保育園(0~2歳×上限19人)

収入:約380万円

内訳①保育料:約126万円(約70,000万円/人×18人),②基本補助:約240万円(0歳:166,400円/人×6人+1~2歳:119,920円/人×12人),③家賃補助a:約16万円(8,800円/人×18人)

経費:約360万円/月
利益:約20万円/月

また利益については、家賃補助bが開設後5年目まで受け取ることが出来るため、3年目までは約48万円/月が利益分に加算。4、5年目までは約36万円がベースの利益20万円に加算となりそうです。

ということで、行政からの補助金を受け取ることが出来れば何とか計算上は費用をカバーできる見通し!ということになりそうです。

ただ毎月の利益が20万円だと・・・ちょっとしたことですぐに収支がマイナスになってしまいそうな気がしますが、、、数字上はトントンと言う感じです。

保育園経営に係るお金のまとめ(収支編)

今回の整理を通して、Pパパ的分析は以下の通りです!

  • 都内での認可外保育園運営は行政からの補助金が得られなければ財務的に運営出来ない
  • 開園にあたっては補助金を受けられるように都内の”認証保育園”となることが必須
  • 自治体によって補助金額・条件等が異なるため、立地検討には補助金を検討項目に含める
  • 賃貸物件でやる場合、補助金は開園前にドンと受け取ることは出来ないため、開園資金として1,000~3,000万円程度は元手として用意しておく

以上、都内で認可外保育園を運営する場合の収支(補助金込み)でした!

今度はどうしたら行政からの補助金を受けとれる”認証保育園”として認められるのか!?各種条件は!?について、書いていきたいと思います。

最後まで読んでいただき有難う御座います!

では!また!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました