乳幼児にも運動は必要!?運動の効果と目安とは??

幼児教育

最近、高校時代の野球部の友人がフルマラソンを完走したと言う話を聞いて、私も野球部時代を思い出してとりあえず3㎞走ってみたのですが、途中で膝が痛くなって半分くらい歩きました💦Pパパです。

運動は健康に良い!と言うのは私達大人にとって定説だと思いますが、子供にとっても同じような運動はした方が良いのでしょうか?また実際にはどんなメリットがあるのでしょう?

また年齢別にどのくらい身体を動かすのが推奨されているのしょうか?Pちゃん(2歳4か月)も身体を動かすのは好きなのでよく公園に遊びにいきますがどのくらい身体を動かして遊ぶのがいいのか、正直あまり気にしてきませんでした。もしかしたらやらせ過ぎと言うリスクもあるかもしれません!

以下の書籍を参考に科学的または統計的に分かっている範囲で、乳幼児に関する運動について見ていきたいと思います!それでは早速いきましょう。

参考図書のご紹介「科学的に正しい子育て」「子どもがすくすく育つ幼稚園・保育園」

こちらはいつもご紹介している東大医学部卒業のお医者森田麻里子さんが科学的根拠に基づいたデータを踏まえて子育てに係る様々な悩み・質問に答えてくれている書籍です。子育に悩んだ時に大変参考になります。

こちらは保育士でありジャーナリスト兼大学教授の方と保育士兼弁護士の2名の著者が子供にとって良い幼稚園・保育園と言うのはどんな園なのか?更に良くするためにはどうしたよいのか?を保育の質や安全等の色々な観点から分析、提言している本となります。

特に安全と言う面は子どもの命を守る幼稚園・保育園として絶対におさえておかなければならないポイントだと思いますので、Pパパも将来保育園をやるためには必須だと思い、拝読いたしました。

今回は幼稚園・保育園での運動の取り組みについて参考にしております!

乳幼児の運動のメリットって何があるの!?

子どもにとって運動は、肥満を予防して、身体の動かし方を学んだり、筋力や持久力をつけたりするための大切なものとのことです。また学童期から思春期にかけての運動は、メンタルヘルスにもよい影響を及ぼして、うつ症状やストレスを軽減したり、自尊心を高める効果が各種研究から分かっています!

大人も運動したらスッキリして気持ちも前向きになることがありますよね。子どもにとっても運動は身体を肉体的に体を鍛えるだけでなく、精神的にも良い効果があると言われています。

子供の時の運動は将来のメンタルヘルスにも影響を及ぼす!?

アメリカの小児科医や医療政策の研究者たちが発表した論文によると、中高生時点で野球やサッカー、またはダンスや水泳、陸上競技などスポーツを行っていたグループとそうでないグループを比較した際に、中高生の時点でうつや不安障害と診断された割合はスポーツを行っている組が明らかに低くなっていました。

また彼らの13年~14年後の時点を結果を解析してみても、中高生の頃にスポーツを行っていた組とそうでない組は統計的に明らかな差があることが分かりました。

この結果から、子どもの頃にスポーツを行うことにより、その時点での精神状態がより健康的に保たれ、且つ、将来大人になってからのメンタルヘルスにも良い影響を及ぼすことが分かっています。

筋肉量が多いとタバコやお酒などの非行に走らなくなる!?

また面白いのは筋肉量に関する調査も行われていて、6歳~17歳のこどもを対象に筋肉量を測定したところ、筋肉量が平均以下のグループではメンタルヘルスの状態がオッズ比にして1~3倍程度悪く、頭痛や腹痛などの不調がある割合が1.4倍、またタバコやアルコールを摂取している割合も2~4倍程度高いことが分かっています。

更に、スポーツと学業成績への関係も分析され、この実験結果からは筋力が平均以下のグループは学業成績が悪いオッズも約1.8倍となっていたそうです。(但し、スポーツ×学業成績に関しては諸々と議論が行われており、まだ統一された見解はないとのこと)

この研究結果から因果関係までは分かっていませんが、筋肉はメンタルヘルスだけでなく、子ども達の健康的な不調、及び、悪習慣への相関関係があることが分かっています。

上記の研究は6歳以上が対象であるため、乳幼児を対象にしたものではありませんが、6歳になるまでの運動習慣もある程度影響する可能性があると考えられているそうです。

と、ここまで見てみると明確に乳幼児を対象とした研究結果はないものの子どもにとって運動は肉体的・精神的な健康及び生活にとってもいい影響があると言えそうです。

乳幼児にはどのくらい運動させてあげることがいいの!?

子どもにとって運動が大切なことは分かりましたが、どのくらい運動させてあげたらいいのでしょうか?

Pちゃんを近くの公園に連れていくと沢山の子連れのご家族に会いますが、ずっと遊んでいる子もいれば、ちょっと遊んですぐに帰られる方も見かけます。

そこで参考になるのが、WHOが発表している子供の肥満や生活習慣病への予防するための運動に関するガイドラインがあるそうです。ざっくりした内容は以下の通りです!

まだ動けない赤ちゃん:1日合計で30分以上のうつぶせの練習

以降~0歳児:スリバイやハイハイなど、できるだけ長い時間床で遊ぶこと

1歳~2歳:1日3時間以上、多少なりとも身体を動かす遊びをすること。できれば早歩きやダンス、二輪・三輪車遊びなどもすること

3歳~4歳:1日3時間以上の遊びと1時間以上のやや激しい運動

Pちゃんは2歳なので上記を参考にすると1日3時間以上の身体を動かす遊びとなりますが、なかなか厳しいガイドラインですね💦よく遊ばせている方かと思ってましたが、毎日3時間は想像以上です。

ガイドライン通りに実施しないと大変なことになる訳ではないとのことですが、もしかしたら皆さんもご想像されていた以上に乳幼児も身体を動かした方が良い!というのは意識して、上記をガイドラインを1つの目標としてできる範囲で取り入れられればいいのかなと思いました。

幼少期の子どもに自ら楽しんで運動させるには!?

では最後にPちゃんが自ら楽しんで運動してもらうには何がいいかな~と思ったものをご紹介します。

ダンス教室、ピアノ教室

個人によるところは大きいかと思いますが、やっぱり音楽に合わせて身体を動かすのが好きな子供は多いかと思います。Pちゃんも御多分に洩れず、おかあさんといっしょを見ては一緒にカラダダダンダン体操をしています。笑

あとピアノ教室などの音楽教室も幼い内は音に合わせたリズム体操なんかと中心とした教室も色々とやっているみたいです。音楽は幼い子供にとって良い習いごとと言いますし、是非、ご参考にしてみてください。

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三輪車や自転車

Pちゃんは男の子だからか車や電車が大好き。タイヤがついているものなら何でも好きということで三輪車などもあればすぐ乗りたがります。

なぜかお義母さんのご実家に子供向けの電動の車があったので最近はそれを乗り回しておりますが💦三輪車や自転車だったら体も動かせてなお良しですよね!

定番のサッカーボール等のボール類

あとはみんな大好きボール!うちははずみ方が面白いかなと思って初めてのボールはラグビーボールを買ってあげたのですが、むしろ普通のサッカーボール的な方が気に入っています💦

以上、最後まで読んでいただきありがとうございます!

では!また!!

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