早期教育の弊害!?抽象的な知識は1日にしてならず?

幼児教育

こんにちは!(写真はPちゃんです!でびゅー笑)

今回は早期教育の弊害として、「子供の「脳」は肌にある 山口創」の書籍で紹介されていた点について、自分への戒めも込めて、ご紹介していきたいと思います(; ・`д・´)

この記事は以下のような悩みや疑問をお持ちの方にご参考になればな~と思っています

  • 早期教育には興味があるけど、デメリットがあるなら知っておきたい
  • お受験の勉強をさせてるけど、周りに比べて覚えが良くない気がする
  • 子供になにかを教える時に意識することがあれば知りたい 等

それでは早速見ていきましょう!

早期教育への弊害について紹介していた参考書

子供の「脳」は肌にある 山口創

早速ですが、タイトルの子供の脳は肌にあるって、どういうこと!?ってなりますよね。

私も読む前はよく分かりませんでした( ̄▽ ̄)

ただこの本は、子供の発達とスキンシップについて、科学的に分かりやすく説明してくれていて、非常に面白かったです!!

また先日別の記事で、ヘックマンが唱えた非認知能力は幼少期に身に付けたものが、その人の基本になるため、勉強して覚えるような計算能力や記憶力といった認知能力より、まず非認知能力(協調性、自主性、責任感等々)を幼少期にしっかり伸ばすことが大切と言うことは紹介しましたよね。

色んな考え方があると思いますが、私はこちらの意見に非常に賛成しております。

また非認知能力の中でも、自主性や考える力、集中力などと言った面は、こちらも先日紹介したモンテッソーリ教育で身につけることが出来るのではないかな~と思っています。

モンテ教育は子供が自発的に学びたい!こういう風に体を動かしたい!と言う環境を整えてあげて、とことんやらせることで子供の自主性だったり、考える力を育むと言う考え方なのかなと思っています。

一方、非認知能力の中でも、昨今より必要とされることが多くなっている、共感性、協調性、所謂コミュニケーション能力は、モンテッソーリ教育での主眼とするところではないのかな~と思っておりました。

【非認知能力を身に付けよう!】

  • 自主性、考える力     ⇒ モンテッソーリ教育でカバーできそう!
  • 共感性、協調性、思いやり ⇒ ???

また、非認知能力なのかと聞かれるとう~んとなってしまいますが、心の優しさというのは是非子供に身に付けて欲しい個性?の一つかと思います!

もしかしたら、自主性や考える力と言った非認知能力以上に身に付けてほしいと思う方も多いかと思います。

ただ優しい子になってもらうために具体的にどうしたらいいの?ってなると、、、分かりませんよね(; ・`д・´)💦

実は、この共感性、協調性と言った面の非認知能力及び、優しい子になるにはどうしたらいいの?と言う疑問に答えてくれていてのがこの本でした!!( ゚Д゚)

またスキンシップを沢山とることで子供の脳の発達にもいい影響があると言うことを様々な面からも紹介してくれています!

とうことで、この本で紹介されていたスキンシップが共感性、思いやりを身に付けると言う内容は別の記事で書くこととして、今回は早期教育の弊害について書いていきます!

抽象的な考えをする前に生きた経験が必要

結論からビシッといってしまうと、もともと知識と言うのは、まず目の前の具体的な物事に関する知識が身について、そこから抽象的な知識が発達していくとのことなんですね!そのため、この順番を経ないと知識は身に付かないんですね(>_<)
 
順序があるんですね、知らなかった~!
 
スイスの心理学者ピアジェの観察では、7~12歳くらいまでの時期は「具体的操作期」とよばれ積み木などの目の前の具体的な物事の操作なしには計算などの抽象的な物事の操作なしには計算などの抽象的操作がうまくできないと研究をしており。
 
12歳以降の「形式的操作期」になると、目の前の具体的な事物がなくても抽象的な言葉や数字の操作ができるようになると言われています。
 
つまり、知識と言うものが本当に生きた知識として身に付くには、まず何らかの具体的で情緒的な物事の操作を通じての感覚・感動を伴う必要があると言うことだそうです。
 
目の前で起こった事実に通じて「そうなんだ!」「おもしろい!」と目を輝かせるリアルな体験が感情や感覚を伴って得た知識と言うのが、生きた知識としていつでも引き出すことが出来ると言うことです!( ゚Д゚)
 
家や塾の中で引きこもって勉強ばっかりしてないで、色んな所におでかけして、本物を体験した方が良い!というのはこういうところからきているんですね( ̄▽ ̄)
 
また上記では、12歳あたりが抽象的思考が出来るかの分かれ目と言われていますが、この年齢はもっと低いともいわれてます。
 
ちょうどそれが、所謂お受験の時期くらいにくるらしく、お受験の試験科目はもちろん抽象的な思考を求められることがたくさん出てくると思いますが、
 
これが子供によって抽象的思考ができる段階になっているのか発達に違いがあるため、潜在的にはそうした抽象的思考もできる能力があったとしても、まだその段階にきていないと成績が悪いと言うことになってしまいます💦
 
具体的操作期なのに無理やり抽象的なことばかり勉強させても効率が悪いばかりか、抽象的思考の基礎ともなる具体的操作の体験が疎かになってしまいますね( ゚Д゚)
 
ですので、子供がいまどの段階にあるのか観察することは大切ですし、まずは実体験を伴った生きた知識を得ることが大切と言うことは覚えておきたいということでした!

Pちゃんへの還元について

うちのPちゃんはまだ生後4か月ですし、お受験なんて先の先でまだ全然考えておりませんが、いずれにせよ知識の詰め込みでなく、実体験を伴う知識を身に付けていってもらいたいなと思います。

それには一緒にお出かけすると言うを沢山してあげたいですね~

他にも色々やり方はあるでしょうし、お出かけ1つとってもどんなところに連れてったらいいのか?どんなことを意識して一緒にお出かけしたらいいのか?と言うこともあるので、こちらについてもこれからどんどん勉強していきたいと思います!!

ちなみに、現時点でぱっと思いつくのは、図鑑ですかね~

先日、子供の好奇心を育てるには!?と言う趣旨の本を読んで、図鑑と実体験のリンクが子供の好奇心をどんどん発達させると言うことが紹介されていたので、今度はこちらも紹介したいと思います

最後まで読んでいただき有難う御座います!

では!また!!

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