〈赤ちゃん寝かしつけ〉お医者さんが教える正しい寝かしつけ!?編

幼児教育

こんにちは!

書籍を参考に具体的な夜泣き・寝ぐずり対策について紹介します

本記事は以下のお悩みや疑問を抱えている方にご参考になればと思います

  • 赤ちゃんの寝かしつけ方法が分からない
  • 赤ちゃんの夜泣きで体力的、精神的に疲れてしまっている
  • 専門家が教える具体的な寝かしつけ方法が知りたい! 等

今回の内容は、以下の本を参照しております!

家族そろってぐっすり眠れる 医者が教える赤ちゃん快眠メソッド

著者の森田さんは東京大学医学部卒のお医者さんとのことで、科学的なエビデンスに裏付けられた赤ちゃんを寝かせる方法について知れそうと思って購入したものです

森田さんは出版時点で小児の睡眠コンサルタントとして活動されている方で、200本以上の医学論文を読んで得た知識、実際にクライアントさんと一緒に夜泣き・寝ぐずりを解決する中で得た経験をまとめ、赤ちゃんの睡眠で悩むママ・パパに毎日伝え続けているとのこと

著者自身、お子さんの寝かしつけで大変苦労された経験から、赤ちゃんの睡眠について必至で調べて、実際に試す中で、個人差が大きい赤ちゃんの寝かしつけと言う分野で、以下の点に留意して本書をまとめられたとのことでした!

  • 経験談にとどまらず多くの赤ちゃんに普遍的に効果のある方法を追究しました
  • 本書で紹介している睡眠トラブル解決法は可能な限りエビデンスに基づいています
  • 本文の中ではむずかしい言葉はいっさい出てきませんので、安心してください

寝かしつけの専門家のお医者さんがここまで明言してくれると非常に心強いですよね!

本書には幅広い年齢の子供への対応が紹介されていますが、本記事ではPちゃんと同じ「新生児」の夜泣き、寝かしつけについて書いていきたいと思います

逆効果だったPぱぱの寝かしつけ(泣)

初めに少し私の失敗談をお話しさせて下さい!

もしかしたらご覧のママパパの中にも私と同じような寝かしつけをしている方もいるかもしれないので、参考になればと思います。。。当時の私にとっては非常にショックな内容でした💦

前回の記事で紹介したフランス流と同様、本書でも赤ちゃんが「1人で寝つくスキル」を身に付けることが大切と紹介されており、子供がそうしたスキルを身に付けるには、赤ちゃんが夜泣きや寝ぐずりをした時のママ・パパの対応が重要とのことなんですね。

私はこれまで、赤ちゃんが夜泣きしたらすぐに駆け付けて抱き上げてやること、一度起きてしまった赤ちゃんがよく眠れるように授乳やミルクをあげて沢山抱っこして落ち着かせてやることが親の役目だ!と思っていたのですが、

こうした対応は逆に夜泣きを増加させ、子供が1人で寝つくためのスキル獲得の邪魔となってしまい逆効果だと言うことが科学的に証明されていると言うことでした( ゚Д゚)マジか💦

また、こうしたママ・パパの手助けに赤ちゃんが慣れてしまうと本来、赤ちゃん自身で学習して1人で眠れるようになっていたのに、逆に親の手助けなしでは眠れないようにしてしまい、夜中に目を覚ますと親の手厚い寝かしつけを要求するようにしてしまうとのこと。

また本書では以下の点も指摘されていました、、、

  • 2010年に17の国と地域の赤ちゃん約3万人を対象に行われたアンケート調査からは、寝つくときに親がずっと一緒にいる赤ちゃんは、夜泣きする確率が高いことがわかっています。
  • また、生後3カ月の赤ちゃん21人の様子をビデオで撮影して解析したところ、寝ついてからそっとお布団に下ろされている赤ちゃんは、夜泣きする確率が高いということを明らかにした研究もあります。

私は両方ともPちゃんの寝かしつけ時にガッツリやってました(;’∀’)💦

Pちゃんに良かれと思って寝不足にまでなってしていたことが逆にPちゃんの睡眠や1人で眠る学習の邪魔になっていたなんて。。。大変ショックで膝から崩れ落ちそうになりましたが

早く気づけた分挽回も出来ると思って切り替えて、本書を猛烈に読み込みました!

お医者さんが教える寝かしつけメソッド!

それでは早速、本書で紹介されていた夜に赤ちゃんが泣き出した時の具体的な対策について紹介していきます!

夜泣きと寝かしつけは以下の≪ステップ1~3≫です!

≪ステップ1≫ 30秒~2分間様子を見る
これが一番大事なのではないかなと思いましたが、赤ちゃんが泣きだすと親は誰でも不安から抱きかかえてあげたくなってしまいますが、ぐっと堪えて「待つ」ことが大事らとのことです。
 
生後1か月未満なら30秒程度、1か月以降なら1~2分程が目安とのこと。
赤ちゃんが泣きだしたら1度深呼吸をして「待つ」ことを頑張ってみましょう(フランス流でも全く同じ指摘がされていました。フランス流では、赤ちゃんの月齢にもよるとは思いますが、長いときは5~10分待つこともあると書かれておりました)。
 
低月齢の赤ちゃんは夢を見ていても体を動かしたり、目を開けたりすることがあるそうです。
その時に寝言であっても泣くことがあり「ふえーん」と小さい声で泣くのではなく、突然「ぎゃー」と大声で泣き出すことだってあるようなので、それに驚いて抱き上げてしまうと、そのせいで本当に目を覚ましてしまいます。
 
最初は難しいとは思いますが、赤ちゃんが1人で眠れるようになるのを教えてあげているんだと言う気持ちで、勇気を出して「待って」みましょう。
 
本書でも紹介されていましたが、実際に赤ちゃんが泣きだしたら腕時計など使って時間を測ってみると、まだ10秒しか経ってないの!?と、状況を客観的に見られるようになるので少し落ち着いて対応出来るとありました。是非、試してみましょう!
 

≪ステップ2≫ 泣いている理由をさぐる

  1. うんちしている?
  2. 暑すぎ、寒すぎ?
  3. どこかを痛がったり?体調が悪かったり?
  4. お腹が空いているかな?
 

本書では、上記の≪ステップ1≫を試してみると、実は待っている間に自然と泣き止み、寝てくれる子供が多いと書いてありましたが、≪ステップ1≫でもまだ泣き止まない場合、上記の≪ステップ2≫の泣いている理由を探してみましょう。

以下はそれぞれのステップの補足です。

≪ステップ2≫の補足

  1. うんちをしていなければ夜中はおむつを替えなくても大丈夫。
  2. 頭や背中に汗をかいていたら暑すぎる、腕や脚が冷たくなっていたら寒すぎる、と言うポイントで確認しましょう。
  3. 生後1か月までは特にお腹が張って苦しくなってしまうことがあるので、ガスがたまって苦しそうなら円を描くようにお腹をマッサージしてあげましょう。
  4. お腹が空いているしぐさ(口に触れるものを吸う。乳首を探すように口を開けて首を動かす等)をしている場合は、母乳・ミルクをあげましょう。しぐさがよく分からない場合は前回に母乳・ミルクを与えてからの間隔で考えましょう。例えばミルクだったら3時間経っているかなと言う確認になります。

上記の1.~4.を順番にチェックしていき、当てはまったらそれぞれの対策をして、お布団に下してあげましょう。その後、≪ステップ3≫の寝かしつけに進んでください。

※生後3週間を超えていて、日中に十分栄養がとれて成長発達に問題がなければ、基本的には赤ちゃんをわざわざ起こしてまで授乳・ミルクを飲ませる必要はないとのことです。

≪ステップ3≫段階を踏んだ寝かしつけ

  1. 声かけ:「ねんねだよ」「大丈夫だよ」など短いセリフを2つ決め、声をかけます
  2. とんとん:胸のあたりをトントンするか、頭や手足をなでなで
  3. 抱っこ:座ったまま抱っこします
  4. ゆらゆら:抱っこして、部屋の中を歩いたり、小刻みに揺らしたりします。
  5. (やむを得ない時)授乳・ミルク

上記1.の声かけから各段階に数十秒~数分かけてやるのが目安です。

その時間内で泣き止む気配が全くなければ次の段階に進み、泣き止みそうになったら、しばらく同じあやし方を続けましょう。

ここで指摘されているのは、多くのママ・パパが寝かしつけと言えば抱っこや授乳だと思っていて、本当は②で寝付けることが出来るのにわざわざ抱っこや授乳をしてしまうことが多いと言うことです。

そうすると赤ちゃんもそれに慣れてしまい、どんどん手厚い寝かしつけが必要な癖がついてしまうと言うことでした。いつも必要最小限のサポートで寝かしつけるように心がけましょう。

また生後3か月以降では「抱っこ」もどうしてもの時だけにしましょうと指摘されています(あくまで、夜泣き時や寝かしつけの時の話です!赤ちゃんが起きている時は沢山触れ合いましょう)。

抱っこを繰り返すと、下すたびに泣いてしまってなかなかお布団の上で落ち着く時間が取れません(背中スイッチと言われるものですね)。すると余計に泣く時間が長引いてしまい、赤ちゃんにとっても、早く寝たいのになかなか寝付けず良くないとのこと。

「抱っこ」をしてもあまり落ち着く様子がない場合、数分たったらお布団に下した方が良いとのことです。「抱っこ」で落ち着かない場合、赤ちゃんが本当にしてほしいのは抱っこではないと考えてみましょうとのことでした。

以上、夜泣き、寝かしつけの具体的なステップでした!

色々書きましたが、私も含めて初心者ママ・パパにはなかなか簡単ではないやり方だと思います💦

泣いている赤ちゃんを目の前にグッと堪えて待つのは自身のメンタル的にもハードそうですし、一緒に住んでいる親族や近隣の方の迷惑になるんじゃないかなと不安になりますよね。ただ、こうした対応をしないと、いつまでも赤ちゃんが1人で眠るスキルを身に付けられずに、結果的に夜泣きが長引いてしまうと本書では指摘されています。

ザックリ今回の内容をまとめると、

赤ちゃんが夜泣きした場合、まずはママ・パパが深呼吸して時間を測りながら「待って」みる、それでも泣き止まない場合は泣いている理由を「段階的に探して」みすることが大切。またあやすことが必要な場合も「授乳・ミルク」は最終手段、「抱っこ」も極力避けて、必要最低限のサポートで寝かしつけることが赤ちゃんの「1人で寝つくスキルを身に付ける」には重要!!

こちらを読まれた方の中には、赤ちゃんが泣いているのにすぐに駆け付けて対応しないのは、赤ちゃんの精神面の発達に悪い影響を与えるのではないか?と言うように思う方もいらっしゃるかもしれないのですが(私も実はそう思っておりました!)

本書ではこうした方法やねんトレ(ねんねトレーニング)が赤ちゃんの心の成長には悪影響を与えないと言う医学研究を複数紹介されており、信じるに足るやり方ではないかと思います!

それでは次回の記事は、上記の夜泣き・寝ぐずり対策の基礎となる生活習慣や寝室環境の改善について、紹介したいと思います。

最後まで読んでいただき有難う御座います!

では!また!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました