〈モンテッソーリ教育〉「子供の見方」を知ると子育てが楽しくなるよ編

幼児教育

こんにちは!

今回もモンテッソーリ教育から子育てに生かせそうなティップスを相良敦子さんの「お母さんの「敏感期」モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる」を参考にご紹介いたします。

この記事では主に子育てに関して以下の疑問を持っている方に参考になればと思います!

  • 子育てをもっと楽しくしたい!
  • 子供の成長をより感じたい!

子育てはめちゃめちゃ大変ですが💦どうせやるなら少しでも楽しくやりたいですよね!

本書では「子供の見方」を知ることが上記の悩みや疑問のヒントになるかもしれないとのことです

早速見ていきましょう!

「子供の見方」に関するお母さんへの夏休みの宿題!

それでは「子供の見方」を説明する前に、これを知っているとどんな違いが出てくるか!

本書で面白いエピソードがあったので紹介致します!

【お母さんへの夏休みの宿題】

2つの幼稚園の母の会で夏休みに入る前にお母さん方に宿題が出されました。

宿題の内容は「子どもの思いかけない発言や行動があったらノートに書き留めてください」でした。

1つの幼稚園では、その前4か月にわたり月1回ずつお母さんにモンテッソーリ教育で言うところの「子どもの見方」が教えられていました。一方の幼稚園では行われていませんでした。

夏休み明けに2つの幼稚園に提出されたお母さんのノートを見てみると、子供の見方を教わった幼稚園ではお母さんのノートにはぎっしりと書かれていて「感動した!」「感心した!」「驚いた!」「あきれた!」「不思議だった!」等と言う言葉に満ちていたとのことです。傍から見たら素朴な日常生活にもかかわらず、お母さんが子供の小さな成長によく気づいていたと言うことでした。

もう一方の幼稚園のお母さん方は、口をそろえたように「特にこれといって書き留めるほどの行動もありませんでした」と書かれていたとのこと。

また「将来的にこの子には豊かな感性を持つ子になってほしい」「私は子供の心が理解できる母親でありたいと願っています」など子供の将来への期待と願望が書かれていたと言うことでした。

そうなんです!両者はとても対照的で、

一方は感性豊かに「今」を生きるこども特有の生き方を温かく見守り、一方は「将来」への期待と願望を持っているものの、それが実現している今、目の前のことを取り逃してしまっていたということでした

後者のお母さん方は、何も子供に関心がなかったとか、子供をないがしろにしていたと言うわけではなく、ただ「子供の見方」を知らなかったために、今目の前の子供の成長に気づけなかったと言うところがポイントだと思います

「子供の見方」ってどんな見方?

それでは「子供の見方」って何なの!?ってになりますよね

本書では、子供の見方は〇〇ですと明言されているわけではないのですが、別の記事で紹介した成長の各段階で見られる子供の「敏感期」を知ること等がそれにあたるものと思われます!

ただそれだとモンテッソーリ教育の言う敏感期を1から勉強しないと「子供の見方」は身に付けれないの!?💦となりますが、そうではないようです

著者は「子供の見方」について、以下のように言っています

難しく考えないでください。前に挙げたように小さな子供が今目の前でしている大人には理解しがたい行動を「まあ、まあ!」とあきれ「なぜ?」と思うだけでいいのです。そこから子供の専門家への道は開けるのです。
 
見るゆとりもなく「なんですか、こんなことをして!」と一喝したり「早くしないともう塾の時間ですよ!」と、大人の味方を基準にして子供を支配していると、ますます子どもの行動を理解できなくなり、「子供が何を考えているのかわからない」と深刻に悩まねばならない時が遠からずやってくるかもしれません

まずは著者の言うように子供の行動を「なぜ?」とじっくり観察してみて、「これは何かを学んでいるのかな?」と思ってみることが「子供の見方」を身に付ける第一歩になるのではないかと思います

また興味があればモンテッソーリ教育について別途調べてみるのもいいかもしれないですね^^

最後まで読んでいただき有難う御座います!

では!また!!

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