早速ですが、皆さんの周りにこんな子供はいないでしょうか?
特別な教育を受けなくても、どんどん自分の力で学んでいく子。その子は「勉強ができる」だけでなく、賢くて発想力も豊か。また素直で努力家で、自分の夢に向かって着実に歩んでいる。友達も沢山いて、毎日を楽しそうに過ごしている。長い目で見ると、就職活動等でも自分の望みの業界や会社に入って活躍もしている。
今回の記事では書籍「16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える「賢い子」に育てる究極のコツ」を参考に「賢い子」に育つために最も重要な「子供の好奇心を育てる」ための「3つの秘密道具」を紹介します!
それでは早速見ていきましょう!
脳科学から見る!「賢い子」に育てる究極のコツ!?

まずは今回の参考書籍のご紹介です!
著者は東邦大学加齢医学研究所で脳の研究をしている医学博士の瀧 靖之(たき・やすゆき)さんです。この方の研究所では日本国内では唯一、大量のMRI画像をデータとして蓄積し、脳の発達や加齢のメカニズムに関する研究を行っています。
こうした研究から「どういうふうに育った子供が賢くなるのか」について、子供の脳画像と成績、IQ、遺伝、環境、生活習慣など、あらゆるデータを継続的に蓄積していった結果、「賢さ」や「頭のよさ」とそれらには何が重要なのか、脳画像から読み取れるようになってきたとのこと!
このため本書で紹介されている内容は、教育本でよくある著者の個人的な感想からの結論ではなく、膨大な脳画像が教えてくれた「賢い子」に育てるための科学的根拠に裏付けされたエッセンスとなります!
また同書籍の中では、今回の秘密道具以外にも、運動・音楽・英語などは子供の脳の発達の観点から、いつから始めるのが良いのか、脳医学から見る「賢い子」を育てる親の役割等もご紹介されており、目から鱗の情報が沢山詰まっているので、ご興味ある方には大変おススメです!!
「賢い子」に育つ!3つの秘密道具とは!?図鑑・虫取り網・ピアノ??

本書でご紹介されている3つの秘密道具とはズバリ!!
図鑑・虫取り網・ピアノです!!
今回の記事ではその中でも著者が最も強調されていた「図鑑」についてご紹介します!
なんで図鑑が「賢い子」を育てるの?なんで好奇心が育つの!?
正直、図鑑と聞いてもあんまりピンと来ない人も多いのではないでしょうか!
Pパパも「図鑑?そうなの??そりゃあったらいいだろうけど・・・」くらいの感じでした💦笑
ただ著者が雑誌の企画で行った、東大生174人に対して行ったアンケートによると、子供の頃、図鑑が身近にあったと答えた学生が87%にも上ったそうです!
この数字だけ見ても、図鑑と賢い子の間には何か関係がありそうですが、より詳しく、なぜ「図鑑」が良いのか!?本書でご紹介されている主なポイントを見ていきましょう!
図鑑は子供の脳にメチャメチャいい!脳みそフル回転!?

まず初めに「図鑑」は読むだけで脳の色々な部分が働くことになります!
通常、本を読むときは脳の中でも言語野と呼ばれる側頭葉や前頭葉などの部分が活性化されるそうですが、それに加えて「図鑑」は写真やイラストを伴うので、図形認識が空間認識を伴う領域など、言語野以外の複数の脳の領域も同時に活性化されるそうです!
更に「図鑑」で見たもののリアルな体験が加わると子どもの脳はもっとたくさんの刺激を受けます!
例えば「図鑑」で見た身の回りのモノや動物等を実際に触ってみたり、匂いを嗅いでみたりすることで、視覚のみならず聴覚、触覚、嗅覚と幅広い領域を同時に刺激することになります!
こうして「図鑑」で見て学んで→興味を持ってリアルを体感して→もっと知りたくなってまた「図鑑」を見て学んで!という好循環が生まれると、子供の好奇心はどんどん成長していって、自ら学んで体験して!脳みそをフル活動させながら学んでいく!態勢ができあがります。(図鑑すげー!笑)
図鑑と学習の親和性!

また「図鑑」は勉強のハードルをグッと下げてくれるんです!!
皆さんも、学校で新しいことを教えてもらった時「あ、これ既に知っている!」ということがあると、その分野や単元に関しては、スラスラ覚えられたりした経験はないでしょうか?
Pパパの場合は体育の授業でしたが、小さいころから野球をやっていたので、体育の授業ではじめて習うことも「あ、これは野球の練習でやったことあるぞ!」となると、自信を持って取り組めたので、そうした経験が重なって、小学生の時は体育が一番好きな授業になりました💦笑
「図鑑」を通して、学校で習う前に既に知っていることがドンドン増えていくと、学校の勉強もハードルがグッと下がって、よく理解できることが増えるので「自分は勉強が得意!」「学校が好き!」と自然の子供の自信に繋がり、またまた好循環が生まれます!
文字への興味もグンと上がる!

また「図鑑」には写真だけでなく、色んな解説なども書いてあるので、自然と文字への興味も生まれます!
図鑑で好きなことが見つかれば「よく知りたい!」「もっと知りたい!」となるので、その解説を理解するために、この文字はどうよむの?どういう意味?と言う関心も生まれてくるので、どんどん文字に対する興味を深まってきます!
このように「図鑑」には子供の好奇心を育てる上に、更に勉強好きにさせるような効果もあるんです!(図鑑すげ~!笑)
図鑑っていつから始めるのがいいの??

図鑑の良さは分かったけど、いつから始めるのがいいのか?気になりますよね!
私達大人のイメージする「図鑑」は写真も沢山!だけど解説も沢山!と言う感じで「子供があまり小さい内はまだ早いんじゃないかな?」と思いがちかなと思います。まぁ小学生くらいからかなと。。
ただ!本書でご紹介されている図鑑を始める最もよい時期は「3歳になる前」なんです!!
これはPパパも驚きましたが、子供の脳の発達の仕組みで「好き・嫌い」を司る部位の成長は比較的早くて3,4歳になると既に「好き・嫌い」の感覚ができあがっているそうです!
つまり、好きになってもらいたい!ことがあれば3歳までに子供の身の回りに自然にあるようにしておくと、子供は自然と「好き」になりやすいということでした!!
3歳を過ぎたらもう遅い!ということではありませんが、もし図鑑などをいいなと思ったら、好き・嫌いの感覚が身についてしまう前に触れさせておくとよい!とご紹介されていました(; ・`д・´)へぇ~
初めて買うならこの図鑑!!おススメの図鑑について!
それでは最後に初めて買うならこの図鑑!!おススメ図鑑をご紹介させていただきます!
実際にPちゃんにも1歳の誕生日プレゼントに買ってあげたんですが、気づいたら図鑑を持ち歩いている図鑑大好き男の子になりました。笑
この図鑑のおススメのポイントは以下の通りです!
- 色鮮やかなキレイな写真が子供の興味を惹きます!!イラストの図鑑も良いのですが、やっぱり鮮やかな写真達は子供の興味を惹くので、図鑑を開くと子供が自然と寄ってきます。笑
- 動物、鳥、乗り物、恐竜、身の回りのモノなど、子供に人気のテーマの写真が415点!!種類が豊富で、身近なものも沢山カバーしているので、初めの図鑑にぴったりです!Pちゃんはこの図鑑で1歳にして”くつした”をマスターしました。笑
タイトルの通り「はじめての図鑑」なので、モノの名前(日本語・英語)と写真が全てなんですが、Pちゃんは本当にこの「図鑑」が大好きになりました!!
よく自分で図鑑を持って来ては「これなんて言うの~!(まだこんなに話せないのであくまで雰囲気!笑)」って指さして聞いてきますし、こちらから「これは何?」と聞くと「く・く・か(くるまと言いたい)」と答えてくれるようになりました!
また身近なモノが沢山載っているので、家の中でも楽しく学べて、この前は「図鑑」に載っているヘアーブラシを洗面所から持って来て「これ!図鑑のやつと一緒だよね!(って言っているような雰囲気です💦笑)」と実物を持ってきてくれました。
「図鑑」編は以上となります!
また残り2つの秘密道具について「ピアノ」編は以下の記事でご紹介しているので、是非、見てみて下さい!!(「虫取り網」ももうすぐアップ予定です)
最後まで読んでいただき有難う御座います!
では!また!!
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