保育士試験の勉強って自分の子育てに役立つの!?(筆記試験編!)

幼児教育
今回も前回に引き続き、保育士試験の勉強は自分の子育てにも役立つのか!?
保育士試験勉強中のPぱぱが勉強した内容を踏まえて、ご紹介していきたいと思います!
 
保育士試験は筆記試験と実技試験の2つともパスする必要があり、前回の記事では主に「実技試験」についてご紹介しました!音楽とか絵画とか、これまでやってきてない人にとっては結構難しそうな内容でしたよね💦Pぱぱも試験に向けて練習が必要です!以下の記事でまとめてますので、どうぞご参考にしてください!
 
今回は主に「筆記試験」について、試験内容とそれらが自分の子育てに役に立つのか!?という点をご紹介したいと思います!
今回の記事は、以下のような方の参考になればいいなと思います!
  • 自分の子育てに活かすために保育士試験の勉強をしようかなと思っている方
  • 保育士試験の内容について知りたいと思っている方
  • 保育士資格って、専門学校を出てないと取れないんじゃ!?と思ってる方 等々

それでは早速見ていきましょう!

筆記試験の概要!?

保育士試験の筆記試験はどんな感じ?

筆記試験では、以下に示す8教科9科目の試験を全て6割以上テストでとれば合格です。
テストは全てマーク式(選択式)となっています。
更に、こちらは科目別の合格性を取っており、一度合格した科目は翌々年までの3年間有効です。
そのため、一度に全部合格しなくても少しずつ科目別合格を積み重ねれば、筆記試験合格できることになります!良心的ですね(´・ω・)

筆記試験は8教科9科目を全て合格することが必須!

    • 保育の心理学
    • 保育原理
    • 子ども家庭福祉
    • 社会福祉
    • 教育原理*
    • 社会的養護*
    • 子どもの保健
    • 子どもの食と栄養
    • 保育実習理論

*「教育原理」と「社会的養護」は2科目で1セット扱いになり、それぞれ50点満点中30点以上の得点が必要となります

マーク式と聞くと非常に安心してしまうのは、私だけでしょうか(; ・`д・´)笑

でもやっぱり科目数が多いので、Pぱぱも予備校から送られてきたテキストの厚さを見た時は、ちょっとビビりました(;’∀’)💦

筆記試験について気づいたポイント編!!

それでは筆記試験の内容を見て、Pぱぱが気づいた点をご紹介します!

1つの1つの科目をご紹介していくと冗長的になってしまうと思いましたので(まだまだ勉強中ということもあり、うまく要点をまとめる自信もなく💦笑)、全体をザっと見て気になった点のご紹介です!

1.法律、制度、関連施設、これまでの変遷、歴史などの暗記科目が多い!!

先程ご紹介したどの科目にも大体当てはまるかな~と思いましたが、特に以下の科目は法律や制度、歴史など、学校の社会の授業のような暗記系の科目だな~と思いました💦笑

 
  • 保育の心理学
  • 保育原理
  • 子ども家庭福祉
  • 社会福祉
  • 教育原理
  • 社会的養護

もちろん!今の法律や制度、理念などがどうやって形成されたか?を理解した上で、覚える必要があるとは思いますが、ぶっちゃけほぼ暗記科目です。例えば、、、

新たな(子育て支援次世代育成支援)のための基本法として、(少子化社会対策基本法)と(次世代育成支援対策推進法)がありそれに基づき各種の地域子ども子育て支援事業が法定化されている。
上の( )書きの部分を解答させるような問題です。
ぱぱもテキストを見た際に、うわ~大学受験の時の日本史みたいだ~と思いました💦笑
 
ただ、子供を預ける保護者としては、こうしたことを体系的に学んで、保育に関わる必要な法律や制度なんかを十分に理解した上で、子供の面倒を見てくれていたら、非常に安心と言うか、尊敬できるなと思ったので、保育士としては確かに必要な知識なのかな~と思いました!

2.それでもやっぱり面白い内容はちらほらある!

例えば、「保育の心理学」では、以下のような内容も紹介されています!
ピアジェによる認知の発達理論:ピアジェは子供の認知機能は、感覚運動期、前操作期、具体的操作期、形式的操作期の四つの段階を経て順に発達していくと考えました。このうち具体的な物事に加え、抽象的・論理的に操作するという感覚による思考活動を行うのは、「形式的操作期」以降で、これは大体12歳頃と考えられています。
これは以前、以下の「早期教育の弊害!?抽象的な知識は1日にしてならず?」の記事でも紹介しましたが!抽象的・論理的思考が可能になるのは12歳頃なので、あまりに早くから教え込んでも、そもそもそうした段階に達していない可能性があるんですね!そのため、それは頭がいいとか悪いとかではなく、その時期がまだ来ていないと言うだけで、そこで必死に覚えさせようとしても、、、と言う内容です( ̄▽ ̄)こうした点も、保育士試験の勉強を通して学ぶことが出来るんですね!
 
また「物の永続性の概念」というのがテキストで紹介されていましたが、
これは子供の目の前で積み木に布をかけて全体を覆い隠すと8ヶ月以前の子供は初めから積み木が無かったかのようにふるまいますが、8ヶ月以降の子供は布を外して積み木を取り出すことができます。後者には、物が隠れているということを理解しており、これを物の永続性の概念といいます。この考えを使った遊びが「いないいないばあ」で、物の永続性を理解していない子供にとっては手で覆って完全になくなった顔がまた出てくるように思えるため、そこに面白さを感じます。一方物の永続性が分かるようになってくると手を外そうとしたり手の向こう側を覗いたり探したりするようになります。
など!普段の何気ない遊びもこうした考え方を踏まえていたのかな?と色々と理解できるようになったら面白いですね!
こうした学びを得られる点はいいな~と思いました!

3.自分の子育てに直結しそうな科目もある!

筆記試験の科目の中でも「子どもの保健」「子どもの食と栄養」「保育実習理論」については、法律や歴史、専門用語などように暗記が必要な面も多々ありますが、一方で、自分の子育てに直結するようなことも色々学べそうな科目だなと思いました!

「子どもの保健」では、子供の発育・発達について、子供の症状、疾病と看護、保育現場における衛生管理、感染症、予防接種、アレルギー事故と応急処置、心の健康、さらに虐待などなど、子供の健康にかかわることについて、多角的、体系的に学べそうです!

「子どもの食と栄養」では年齢や発達過程における食生活の他、授乳離乳の支援、体調不良や食物アレルギーの子どもへの対応など、子供の食にかかることを学べます。
 
最後の「保育実習理論」では、主に遊びと保育の観点から、造形による表現活動、音楽による表現活動、言葉による表現活動などを中心に、子供にとっての表現・発達援助指導について学ぶことができます!
 
子ども健康、食、遊びは、自分の子育てとも直結しているので、是非学んでみたいですよね!
特に上記の科目については、他の科目に比べても、テキストが厚く!!まだPパパも取り組めていないので、具体的な感想は言えないのですが💦ざっとテキストを見た限り面白そうだな!という印象でした!

保育士試験の勉強は子育てに役立つか!?(Pぱぱ的結論)

これまで保育士試験の内容について、ザっと見てきましたが、いかがだったでしょうか??
Pぱぱ的な感想は、保育士試験に求められる内容は、子供の発達や子供を取り巻く環境、法律や制度、現在に至るまでの歴史など、想像していた以上に体系的で幅広いものだなと言う印象でした!こんなことを勉強されている保育士さんを尊敬です!!
 
一方で、自分の子育てには直結しないような知識という面も多いように感じました!おそらく試験範囲という意味では、少なくとも半分以上が自分の子育てには直結しない学習が占めているかと思います
 
勉強するなら目標は試験合格!!になると思いますので、その場合、1番の目的が自分の子育てに生かすことなのであれば、保育士試験を通して学ぶことはかなり、遠回りになってしまう印象です
 
やはり、保育士試験は保育士として働くために必要な知識や技術を身につけるためのものであり、親として自分の子育てのために身につけたい知識等とは異なる部分がやはり多いなと思いました!!
 
では、自分の子育てにいろいろ学びたい!という方はどうしたらいいかと言うと、Pぱぱもそれについては模索中ですが💦書籍や幼児教室なんかに通うのもひとつの案なのかな~と思います!
但し、日々の育児や家事が忙しい中で、色んな本を読む時間はないと思いますし、教室に通わせるのもお金がかかったり、手間がかかったりすると思いますので!!その代わりに、このPぱぱブログを読んで、子育てに役立つ知識を学べるようにこれからも記事を更新していけたらと思います!
 
最後まで、読んでいただきありがとうございます!!
では!また!!

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