保育士試験の勉強って自分の子育てに役立つの!?(実技試験編!)

幼児教育
今回は 、P パパも勉強中の保育士資格について書いてきたいと思います!
先日 Twitter で保育士資格に向けて勉強してることをつぶやいたら、大学の友人や会社の同僚から、実は私も勉強してます!という連絡をもらいました!(; ・`д・´)マジか
 
P パパの場合は、将来的に保育園経営に興味があるので、保育士の方が学んできた内容はどういうものか分かっていた方が経営などを考える際に役立つだろうし、保育士さん達とうまくコミュニケーション取れるかなと思って勉強していますが、連絡をくれた友人方は、本業でバリバリ働かれているので、これから保育士になろうというわけではないとは思いますし、保育園経営も考えてないと思います!笑
 
恐らく、保育士資格を取ることで、自分の子育てにも色々と役立てることがある!というモチベーションで始められてる方が多いのかなと思いました!
 
そこで今回は、保育士資格勉強中の P パパが(まだ1ヶ月程度ですが💦)、保育士資格を取得することは、本当に自分の子育てにもメリットがあるのか?という点について書いてきたいと思います!!
今回は、以下のような方に参考になるような記事を書ければと思ってます!
  • 自分の子育てに活かすために保育士試験の勉強をしようかなと思っている方
  • 保育士試験の内容について知りたいと思っている方
  • 保育士資格って、専門学校を出てないと取れないんじゃ!?と思ってる方 等々

それでは早速見ていきましょう!

そもそも保育士試験って何!?

保育士さんになるための資格よね?

そうです!一般的に保育園で働くためには、この保育士資格が必要になります
日本の国家資格の一つです!
(※幼稚園で働くための「幼稚園教諭免許状」とは異なります。こちらも国家資格になります)
 
保育士資格を取得する方法として、
①厚生労働大臣の指定する保育所を養成する学校その他の施設で所定の課程科目を履修し卒業するか
②保育士試験に合格するか
のいずれかの方法があります!
 
ですので、保育士試験は、始めから保育士を目指して専門学校や短期大学または大学などに行かれてない方が、保育士として保育園等で働くために必要な、国家資格となりますね!
 
ちなみに、保育士試験には受験条件があって、受験に際しては、大学など(大学院、大学、短期大学、高等専門学校、専門学校のいずれか)を卒業している必要があるそうです。
 
それでは、保育士試験の具体的な内容について見ていきましょう!

保育士試験の内容は!?

保育士試験は、筆記試験と実技試験によって行われ、筆記試験に全科目合格した人のみ、実技試験を受験することができることになっています!

筆記試験!

筆記試験では、以下に示す8教科9科目の試験を全て6割以上テストでとれば合格です。
テストは全てマーク式(選択式)となっています。
更に、こちらは科目別の合格性を取っており、一度合格した科目は翌々年までの3年間有効です。
そのため、一度に全部合格しなくても少しずつ科目別合格を積み重ねれば、筆記試験合格できることになります!良心的ですね(´・ω・)

筆記試験は8教科9科目を全て合格することが必須!

    • 保育の心理学
    • 保育原理
    • 子ども家庭福祉
    • 社会福祉
    • 教育原理*
    • 社会的養護*
    • 子どもの保健
    • 子どもの食と栄養
    • 保育実習理論

*「教育原理」と「社会的養護」は2科目で1セット扱いになり、それぞれ50点満点中30点以上の得点が必要となります

実技試験!

実技試験は、次の3分野の中から2分野を選択し、両分野とも6割以上の得点をとれれば合格となります!

実技試験は3分野の中から2分野の合格が必須!

  • 音楽表現に関する技術
  • 造形表現に関する技術
  • 言語表現に関する技術
音楽表現に関する技術は、課題曲の弾き語り。
言語表現に関する技術は、課題のお話がそれぞれ事前に与えられて、それを暗記して3分間で話す。
造形表現に関する技術は、その場で問題文が提示され、色鉛筆等を使って制限時間内に絵を書く
と言う内容になります!
 
今回記事では、実技試験について詳しく見ていきたいと思います!!
保育士試験の勉強を通して、音楽が出来るようになったり、子供へのお話が上手く出来るようになったら、一石二鳥!!素晴らしいですよね!(*’ω’*)

実技試験の詳しい試験内容編

上の説明だけでは、まだあまりイメージ出来ないと思いますので、もう少し詳しく、それぞれの実技試験がどういう内容なのか見ていきましょう!

音楽表現に関する技術編

幼児に歌って聞かせることを想定して、課題曲を弾き歌いする!
この試験で求められる力は、保育士として必要な歌伴奏の技術リズムなどを総合的に豊かな表現ができること!です
弾き語りは、ピアノ、ギター、アコーディオンのいずれかで演奏することとなっています(; ・`д・´)ギターでもええんや!!
また楽譜は事前に配布され、弾き語りは曲の1番だけで良いそう!
例えば、令和3年の課題曲は「あひるの行列」と「揺籠のうた」が出たそうです!
以下のような YouTube 動画色々あがっております

この動画の人は歌も演奏もうますぎですが💦笑
Pぱぱが申し込んだ保育士試験講座で紹介されていた動画等を見ると、ミスも少なく、ある程度普通に弾き歌い出来るようになれば良さそうな感じでした!

造形表現に関する技術

日常の保育場面や行事、季節を意識した保育などが課題として出題され、それを絵画で表現します!
求められる力は、保育士として必要な造形表現ができること、情景及び人物などを豊かにイメージした描写や色使いが出来ることとなります
試験時間は45分、解答用紙の大きさはA 4です
例えば、平成28年度前期試験の課題は以下の通りです

【事例】

雨が上がり型保育園の園庭にいくつか水溜りが出来ました長靴をはいた子供たちの水たまりにジャブジャブ入ったり葉っぱを浮かべたりしながら楽しんでいますその様子を見て保育所が声かけをしています。

【条件】

  • 水たまりで遊んでいる子供たち及び保育所描くこと
  • エンテイの様子が分かるように表現すること
  • 子供3名以上保育士1名以上及び水たまりを表現すること
  • 色鉛筆で色をつけること 

この課題の回答は、以下のような感じになります!

う、うまい!!

正直、制限時間内にすべての条件をクリアして、こんな絵を書くのは、絵心がかなりないと難しいではないかと言う印象です💦過去問を沢山解いて、色んなパターンを覚えておくと言うのが大事になりそうですね(‘Д’)これは難しそうです💦

言語表現に関する技術

3歳児クラスの子供に3分間のお話をすることを想定し、事前に与えられた課題のお話から1つを選んで、子供が集中して聞けるようなお話を行います!
求められる力としては、保育士として必要な声の出し方表現上の技術幼児に対する話し方ができること。
絵本や道具などの一切の使用は禁止とされています。つまり暗記していかないといけません!
声の出し方としては、20人の子供にお話をするくらいの大きさだそうです
例えば、平成28年後期の課題は「ウサギとカメ」「おむすびころりん」「三匹の子豚」「人参ごぼう大根」から1つ選ぶこととなっていました
試験では、子供に見立てた椅子などが前方に用意されているので、そこに子供が座っていることを想定して、話す感じとなります!
ポイントとしては、自分で原稿を作る必要があるので、擬音語を使ったり、ちょっとした歌なんかを挟むと、3歳児にはよく理解できそう!と評価される等があるそうです
あとは表情や声の強弱や柔らさか、話の間など、子供達に分かりやすく伝わるかと言う点で色々と意識するポイントかあるようですね
またお話で伝える事が目的なので、身振り手振りはNGらしいです💦
 
これも自分で原稿を用意するのはちょっと大変かなという印象です!!また、3分間の物語を暗記して、子供に楽しく聞いてもらえるよう話すのも練習が必要だなと思いました(; ・`д・´)

保育士試験(実技編)勉強は子育てに生かせるのか!?

とここまで、かなり詳しく実技試験の内容見てきましたが、如何だったでしょうか!?
ある程度はそれぞれの実技試験の内容がイメージできたかと思います!
保育士試験を通して、保育士として必要な歌や絵、お話の能力があるか、十分評価することはできると思いますし、またそのための練習を繰り返すことで、それぞれの能力を高めることもできるなと思いました!!
 
ただ個人的には、自分の子育てのためにこれらの技術が本当に活かせるのかと考えると、活かせる点もあると思いますが、、、やっぱり少し効率が悪いような気がしました💦
あくまで保育士試験は、保育士になりたい人のための試験であって、もしピアノの弾き語りができるようになりたいと思っている方は、保育士試験の勉強を通してではなく、普通に音楽教室に通ってピアノを習った方が上手く弾けるようになると思いますし、たくさん曲も教えてもらえるんじゃないかな~と!
 
実際、私が申し込んだ保育士講座は(特に他の講座比べて安かったということもあるかもしれませんが💦笑)実技に関しては、こういう風に試験が行われます。こういう点に気をつけて練習など取り組んで下さい。と言うことを紹介してくれる動画は見ることが出来ますが、練習は自分でお願いします!って感じでしたし。笑💦
 
そのため、保育士になることが目標であれば、そのために保育士試験の勉強することは必要だと思いましたが、目的が自分の子育てに活かしたい!ということであれば、保育士試験の勉強を通してではなく、実際に子育てで活かしたいスキルを直接学ぶ!という方が、断然、効率がいいと思います!
 
これはもちろん、音楽表現に関する技術だけでなく、他の絵や言語の技術に関しても、同じことが言えると思います!
 
一方、まだPぱぱは保育士試験を勉強してたった1ヶ月ですので、実際に試験を受けるまでに、考えも方も変わるかもしれませんが!保育士試験の実技に関して、ざっと見たところ、私の感想は以上の通りです
 
筆記試験については、また別の記事でご紹介できればと思います!
最後まで読んでいただき有難う御座います!
では!また!!

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