こんにちは!
それではモンテッソーリ教育の2回目になる本記事では、相良敦子さんの「お母さんの「敏感期」モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる」を参照に、子育てに関して以下の疑問を持っている方にタメになる情報を少しご提供できればと思っています!
- 子供の???行動が理解できない
- 何でそんな行動をするの?と思うことがよくある
- 何で急に泣いちゃうの??と思うことがよくある
私もPちゃんをお世話してて上記ように思うことは沢山ありますが💦
モンテッソーリ教育がその子供の???を理解するヒントになるかもしれません
それでは早速見ていきましょう!
子供の???行動を理解するヒント!?子供の「敏感期」
子供の観察を通して確立されたモンテッソーリ教育ですが、一番と言っても良いほど大切な考え方に、子供には「敏感期」と言う何かに情熱を燃やしてかかわる短い限られた時期があるということでした!
この本で紹介されている敏感期は「秩序」「感覚」「運動」の3つで、これは幼少期に訪れる、一生に一回きりの特別に敏感な感受性を発揮する時期と言われています
この敏感期は大人になってしまうとなくなるので、大人にとってはしばしば理解できない奇妙な行動として大人の目には映ってしまうということでした
そのため〇〇歳くらいの子供には◆◆の敏感期があるよね~と言う知識を持っていると
子供が不可解な行動をした時も「これは◆◆の敏感期の影響かな?こうした行動は◆◆の感受性が敏感になっているからかもしれない」と理解できるようになると言うことなんですね
また本書ではこの敏感期の事実を知っているかいないかで、子どもを見る目が随分と違ってくるものとしており、子育てが「楽しくてたまらない」か「つまらないか」を分けるきっかけにもなるということでした!
まだ分かりづらいと思いますので、本書で紹介されていた具体的なエピソードをご紹介します!
「何でそんな行動をするの?」の理解に繋がる子供の「敏感期」
こちらは著書の相良さんの教える学生さんが「敏感期」について学んだ後、書いた文章として紹介されてました!
【お母さんイライラエピソード】
今朝電車の中で赤ちゃんがむずがっていました。お母さんはなだめようと抱っこするのですが、赤ちゃんは嫌がってずるずると床に座り込みます。お母さんは何度も抱っこするのですが、やはり赤ちゃんを嫌がっています。
一体何が嫌なんだろうと私はその行動をじっと見ていました。すると赤ちゃんは床に座り込んだ後「よいしょ」と立ち上がり電車の揺れに体を合わせました。そして何とも言えない喜びの笑顔をしました。私はその喜びの顔を見て「ああ、この子は立ちたかったんだ」と分かりました。
けれどもその赤ちゃんの顔を見ていなかったお母さんはいつまでも抱っこしようとしてイライラしていました。この赤ちゃんは自分で立つ力を獲得する敏感期にいたのですね。赤ちゃんを理解してあげることは難しいけれども、ちょっとした知識とゆとりがあるだけで赤ちゃんの喜びをわかってあげ、それを大切にしてあげることもできるんです出来るのでしょうね。
うーむ。私もPちゃんにやってしまっていそうで耳が痛いエピソードですが💦この学生さんは子供の「敏感期」を知っていたため、赤ちゃんの???行動を理解できたということですね
もしこのお母さんも子供の敏感期を知っていたら「もしかしたらこの子は立ちたいのかな?」と思って、もう少し余裕を持って赤ちゃんのお世話を出来たかもしれません
またこうした敏感期は一生のうち限られた時期しかないため、限られた時間の中で適切に赤ちゃんが能力を獲得できるよう、その環境を整えてあげることにも役立ちますね。
と言うことで、モンテッソーリ教育の言う「敏感期」を知ることが子供の???の行動を理解するために役立ちそうなことが分かります。
「何で急に泣くの?」の理解にも繋がる子供の「敏感期」
今度は子ども急に泣き出してしまった時にも、子供の「敏感期」を知っていればその原因が分かるかもしれない!と言うエピソードをご紹介します。≪秩序感≫の敏感期です。
【夜中に泣き止まないエピソード】
保育園に通う女の子が突然、夜中にギャー!と泣き出してしまいました。両親はあわてて「どうしたのだろう」と色々考えてるのですが原因がわかりません。お腹が減ってるのかな?どこか悪いのかな?痛いのかな?色々と手を施すものの、激しく泣き続けるので、両親は心配して「これはきっと何か病気なんじゃないか?どこか痛いのだ!」と救急車を呼ぼうと言うことになりました。
その話が両親の間でまとまりかかったころに、泣き疲れた女の子が何かつぶやいていて、そこにママが耳を傾けると「ちがう。」と言っていると。。。そこでママがハッとして辺りをよく見るといつも布団と壁の間に敷き詰めていた座布団が1枚ないことに気づきました。
モンテッソーリ教育を知っていたママは「これは、まさか!?」と座布団を大急ぎで、いつも敷いてあるところに戻しました。すると、先ほどまで泣き続けてもうひきつっていた女の子の泣き声がぴったり、、、と泣き止んで、少し経った後には笑顔になり、すぐ寝付いてくれました。
こちらは秩序感の敏感期にいた子供がいつものところに座布団が一枚ない!と言う本当にささいな秩序の狂いがどうしても気になってしまい、ご両親に救急車を呼ばせてしまうくらいに泣き叫んでしまったと言うエピソードですね
えー!そんなことあるんですか!?(; ・`д・´)という感じですが、これも敏感期によるものだそうです
ここまでではないかもしれませんが、≪秩序感≫の敏感期は生後数か月からあらわれて2、3歳頃をピークとして6歳頃まで続く敏感期とのことなんで、この頃子供が「いつも決まった順番でないと気がすまない」「いつも同じ場所でないと嫌だ」「これは私のもの!これはママのもの!」などと所有物がちょっとでも入れ替わると怒る!と言うことないでしょうか??
こうしたことも秩序期の敏感期と言うものを知っていれば、幾分子育てが楽になりそうですよね!
と言うことで、モンテッソーリ教育の子供の「敏感期」を知れば、子供の謎行動を理解するヒントに繋がるかもしれません!でした。
最後まで読んでいただき有難う御座います!
では!また!
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