100均のおもちゃは子供におすすめ!?幼児教育的な観点からの考察編

幼児教育

子供のオモチャって正直、何を買ったらいいのか分からなくないですか?

子供が自分からあれ欲しい!これ欲しい!って言うくらい成長していたら、どれどれ値段はいくらか?とか、どんな風にして遊ぶの?とかを見てみて、よし買おう!となるかもしれませんが!

どうしても年齢がまだ低いと、どうしても親が一から選んで買ったあげないといけないですよね~

今回/次回のブログでは最終的に、100均のオモチャはPちゃんも良く使ってて、自分も騙されたくらいおススメなので、もし100均おもちゃをまだ使ったことがないママ・パパがいたら、是非使ってみて下さい!ということをお伝えしたいのですが、今回はその導入編として『そもそもおもちゃっているの?』『どんなおもちゃを買えばいいの?』と言う面に幼児教育な観点から、参考図書を基に考察していきたいと思います!

そもそもオモチャって子供の成長に必要なの!?

またまたご紹介させていただく、参考図書はこちらになります!

東大医学部卒・赤ちゃん睡眠コンサルタントもされている森田麻里子先生が子育てに関する一つ一つの悩みや疑問に関して、科学的根拠を基に客観性を持って「科学的に正しい子育て」を紹介してくれていますので、大変参考になります。

やや古い研究ですが、1975年に77人の赤ちゃんを調べた研究によると、生後6ヶ月の時点で適切なおもちゃを与えられている赤ちゃんほど3歳になったときの知能指数が、高いことがわかりました。

Elardo R, Bradley R, Caldwell BM. The relation of infants’ home environmentas to mental test performance from six to thirty-six months: A longitudinal analysis. Child decelopment. 1975:71-6.

遊びに関する40以上の研究をまとめた論文によると遊びは創造的問題解決能力や協力的な態度、論理的思考力、知能指数などの高さと関連していました。遊びにより、社会的感情的な問題が減り、言語能力が向上して発達が促されることが確かめられています。

Elardo R, Bradley R, Caldwell BM. The relation of infants’ home environmentas to mental test performance from six to thirty-six months: A longitudinal analysis. Child decelopment. 1975:71-6.

参考図書で紹介されていた上記の科学的根拠(₌デビデンス)からも分かるように、最近流行りの非認知的能力の向上もそうだし、知能指数等の認知能力の向上には、まず遊びが大事!更に、その子供の年齢やその子供にあった適切なおもちゃを与えることによって、子供の遊びをより充実させること大事なんです!

このため、おもちゃなんかなくても子供に十分に豊かで楽しい遊びを提供できる!と言う自信があれば、必ずしも必要ないのかもしれませんが、効率的に遊びの幅を広げられて、更に、子供にもっと楽しい経験をしてもらおう!と思ったら、やっぱりおもちゃは良いのかもしれませんね!

どんなおもちゃだったら子供にとって良いの!?

どんなおもちゃを買えばいいの!?と、多くのママ・パパが悩むのはこのポイントですよね!

西松屋や赤ちゃん本舗みたいな乳幼児用品ショップやトイザらスなどのおもちゃ屋に行ってみると、めちゃめちゃ沢山おもちゃはあって、これ全部買った方がいいの!?とか、この年齢表示ってどこまで厳密なの!?とか色々悩みますよね~

Pパパもいつも「おもちゃはあればあるだけいいのかな?」「なんか良さそうだけど、ちょっと値段も高いし、対象年齢も高いな、どうしよ~」とか色々と悩んでしまうので、乳幼児おもちゃショップにはあまり足を運ばないようにしています。。。笑

ここで、先ほどの参考図書に再び目から鱗の情報があったので、ご紹介します!

子供に適した家庭環境のスコアリング方法「StimQ」というものがあります。アメリカのニューヨーク大学で開発されたもので、このスコアが高いと心理発達検査の点数も高くなることが研究で示されています。例えば、生後八ヶ月児の StimQ スコアが、高いと2歳になった時の心理発達検査の点数が良くなることが分っています。つまり StimQ 級のチェック項目に会うおもちゃを選んで与えることが、子どもの発達を促す可能性があるのです。

New York University School of Medicine [Developmental–Behavioral Pediatrics Research | NYU Langone Health]

この 「StimQ」と言うスコアリング方法めっちゃ気になりますよね!

上記のURL先からも普通にネットにスコアリング表が載っていたのであったので見てました!

英語版しかないようなので英語版を見てみると、だいたい以下のような項目があります!

【乳児期編】ぬいぐるみや人形、ガラガラ、鏡ボタンを押すと音が鳴ったり、仕掛けが動いたりするおもちゃバックや積み木、post box車や電車。車や電車、お風呂のアヒル、おもちゃの電話など

【1から2歳編】人形やおもちゃの食べ物車など見立て遊びやごっこ遊びに使うおもちゃ、クレヨンや粘土などアートの道具、パズルやブロック文字や数字が書いてあるおもちゃ、 三輪車など

【3から5歳編】カテゴリーとしては1~2歳編と同じなのですが、櫛やカメラ、電話など、アイテムが増えてきます。はさみやスタンプ、時計などより複雑な遊び道具や項目が増えます

ここで大事だな~と思ったポイントは「StimQ」 でチェック対象となっているおもちゃは、全然高そうでもなく、何か特別なおもちゃではないと言うことです!

それよりは、その子にあったおもちゃを色んなパターン用意してあげて、こどもの遊びや想像力を色々と広げてあげる事が大事なのかなと思いました!!

つまり、お値段も高くて複雑な遊びもできるような1つのおもちゃよりは、色んなパターンのおもちゃがあった方が子育て環境の「StimQ」 が高くなり、結果、それは子供の幼児教育的には良い環境になるんだ、と思いました!!

結論&やっぱり大事な親の関わり方!?

結論としては、科学的根拠を踏まえた幼児教育的観点からも、おもちゃを与える事は子供の遊びをより充実させるもの、と評価されており、年齢やその子に合ったものを揃えた方がよい、と思います!

更に、おもちゃを購入する場合のポイントは「StimQ」の評価項目等を踏まえてみても、何か特別なおもちゃが必要な訳ではなく、子供が色んなパターンの遊びや経験を積み重ねることができるように、レパートリーに富んだおもちゃを揃えてあげることが大事なのかなと思いました!

また追加ポイントですが、良いおもちゃを買ってあげても幼い子供の一人の遊びの幅は限界があるため、大人が一緒に遊んであげたり、適切な関わり方をしてあげることで、子供のおもちゃによる遊びが2倍弱増えるという研究結果もあるそうです。

このため、おもちゃを揃えてあげることも大事ですが、おもちゃを与えるだけにならないように、大人のかかわり方も意識していきたいですね!

上記の諸々のポイントを踏まえると、うっぱり100均のおもちゃをおススメしたいんですよね~笑

他方で、100均って質や品揃えはあんまりよくないんじゃない?と言う不安な声もあると思いますので、次回の記事では100均は本当にいいの!?実際に行ってみた編~で、100均の良さをご紹介したいと思います!

最期まで読んでいただき有難う御座います。

では!また!!

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